人気物件のスペック診断【トーキョーガーデンスイート:その2(最終回)】
ご覧いただき、ありがとうございます。
「トーキョーガーデンスイート」の2回目(最終回)です。
今回は設備など細かな点をチェックしていきましょう。
■給水管はさや管ヘッダー工法? → 未確認
■キッチン
・ディスポーザー → 未確認
・浄水器 → Yes
・バス給湯操作パネル → 未確認
<コメント>
さや管ヘッダー工法の採用やディスポーザーは
もはやマンションの標準アイテムと言っても過言ではないと思います。
バス給湯操作パネルは後付けが難しくなるので
是非標準で装備されていて欲しいアイテム。
わざわざバスルームへ行かなくても
キッチンでの家事の最中に簡単なボタン操作で
バスタブにお湯を張ることできます。
■洗面室(パウダールーム)
・曇り止めヒーター内蔵洗面鏡 → 未確認
・洗濯機の目隠し扉 → 未確認
・リネン庫 → Yes and No
・ヘルスメーター収納 → 未確認
<コメント>
ウェブサイト上で確認できないアイテムが多い中、
図面からリネン庫は確認できたプランがありました。
しかし図面上からは読み取れなかった間取りもありましたので、
Yes and Noとなっています。
■バスルーム
・バスタイプ → 未確認
・浴室暖房換気乾燥機 → Yes
・ユニットバスサイズ → 1317もあり
・低床型ユニットバス → 未確認
<コメント>
ユニットバスサイズは、住戸専有面積が大きくない場合、
1317タイプが採用されています。
かなりコンパクトな間取りの場合は止む得ないかな、
とも思えますが、75平米以上の住戸なら1418タイプで
あって欲しいところです。
バスタイプというのは、セミオートバスもしくはフルオートバスが
採用されているか否か、という点が確認ポイントとなります。
■トイレ
・便器タイプ → 未確認
・温水洗浄機能付き暖房便座 → 未確認
・施錠方式 → 未確認
・扉のアンダーカット → 未確認
<コメント>
記載、見あたらず…。
販売員に要確認です。
■玄関
・玄関アルコーブ → Yes
・耐震玄関ドア → 未確認
・玄関ドア:サムターン回し対策 → 未確認
・玄関ドア:2ロック式 → Yes
・玄関ドアキー:リバーシブル&ディンプル → Yes(リバーシブルとの記述はナシ)
・インターホン → Yes
<コメント>
玄関アルコーブとは外廊下から少し奥まったところに
玄関扉が設けられているカタチを指します。
玄関扉が外廊下に直接面するよりも
住戸内のプライバシーを保つことができるのです。
トーキョーガーデンスイートでは、
ウェブサイトに掲載されている図面を見る限り
玄関アルコーブ(図面上では「ポーチ」となっています)が
確保されています。
また間取りは、従来のマンションにありがちな
「田の字型プラン」ではなく、
「センターイン」、つまり住戸長軸方向の
中央部に玄関を設けるタイプとしている点は
評価できる試みだと思います。
このため、アルコーブが広くなり
住戸専有面積に占める室内部分の面積割合が小さくなっていますが、
この点は「何を重視してマンションを選ぶか」という
方針次第でしょう。
インターホンは、念のためモニターがカラーであること、
録画機能の有無を確認されることをオススメします。
■その他
・バルコニーのスロップシンク → Yes
・ネット環境 → 100Mbps
・24時間ゴミ出しスペース → 未確認
<コメント>
ネット環境については、「最大100Mbpsの高速インターネット」
としか記載されていません。
もしトーキョーガーデンスイート全体で100Mbpsの
回線1本しか用意されていないのであれば、
現状でもかなり通信速度が「遅い」ネット環境と言えますし、
今後、ネットで動画配信などの増加が予想されることを考慮すると
全くお話しにならない回線容量です。
全体で555戸もの住戸がありますので、
100Mbpsの回線が複数本用意されていてしかるべきだと思います。
24時間ゴミ出しスペースについては、
当物件が超高層マンションではないので無くてもいいアイテムと
言えるかもしれません。
<全体の印象>
繰り返しになりますが、
ウェブサイトに掲載されている
マンションとして基本的な性能についての情報が少なすぎると思います。
顧客がマンションを購入を検討する段階において
どのような手段で情報を集め、
具体的にはどのような情報を必要としているのか、
把握しきれていないという印象があります。
売り手としては、関心を持ってくれた顧客を
取り逃してしまうことはやってはならないことのひとつです。
チャンスを逃さないよう、
コストとのバランスを考慮しながら
打つべき手は打たなければならない。
そこが欠けているように思えました。
こうした姿勢がマンションにもあらわれていなければいいのですが。
【上記は2005年11月3日現在のWebサイトに掲載されている内容に基づきます。また、数値などは正確であるよう に努めていますが実際と異なる場合もあり得ますので、購入を判断される際には必ずご自身でご確認のうえ、ご自身の責任でご判断ください。万一、当ブログの 情報に基づいて何らかの不利益を被られても当方は一切の責任を負いません。】
【11月14日追記】
ディベロッパーの方が当ブログをご覧になったためかどうかは定かではありませんが、
さきほど当物件のサイトをチェックしてみたら、
随分と内容が増えていました。
記事を書いた当時には記載がなかった項目も説明されていますが、
改めての診断は控えさせて頂きます。
「トーキョーガーデンスイート」の2回目(最終回)です。
今回は設備など細かな点をチェックしていきましょう。
■給水管はさや管ヘッダー工法? → 未確認
■キッチン
・ディスポーザー → 未確認
・浄水器 → Yes
・バス給湯操作パネル → 未確認
<コメント>
さや管ヘッダー工法の採用やディスポーザーは
もはやマンションの標準アイテムと言っても過言ではないと思います。
バス給湯操作パネルは後付けが難しくなるので
是非標準で装備されていて欲しいアイテム。
わざわざバスルームへ行かなくても
キッチンでの家事の最中に簡単なボタン操作で
バスタブにお湯を張ることできます。
■洗面室(パウダールーム)
・曇り止めヒーター内蔵洗面鏡 → 未確認
・洗濯機の目隠し扉 → 未確認
・リネン庫 → Yes and No
・ヘルスメーター収納 → 未確認
<コメント>
ウェブサイト上で確認できないアイテムが多い中、
図面からリネン庫は確認できたプランがありました。
しかし図面上からは読み取れなかった間取りもありましたので、
Yes and Noとなっています。
■バスルーム
・バスタイプ → 未確認
・浴室暖房換気乾燥機 → Yes
・ユニットバスサイズ → 1317もあり
・低床型ユニットバス → 未確認
<コメント>
ユニットバスサイズは、住戸専有面積が大きくない場合、
1317タイプが採用されています。
かなりコンパクトな間取りの場合は止む得ないかな、
とも思えますが、75平米以上の住戸なら1418タイプで
あって欲しいところです。
バスタイプというのは、セミオートバスもしくはフルオートバスが
採用されているか否か、という点が確認ポイントとなります。
■トイレ
・便器タイプ → 未確認
・温水洗浄機能付き暖房便座 → 未確認
・施錠方式 → 未確認
・扉のアンダーカット → 未確認
<コメント>
記載、見あたらず…。
販売員に要確認です。
■玄関
・玄関アルコーブ → Yes
・耐震玄関ドア → 未確認
・玄関ドア:サムターン回し対策 → 未確認
・玄関ドア:2ロック式 → Yes
・玄関ドアキー:リバーシブル&ディンプル → Yes(リバーシブルとの記述はナシ)
・インターホン → Yes
<コメント>
玄関アルコーブとは外廊下から少し奥まったところに
玄関扉が設けられているカタチを指します。
玄関扉が外廊下に直接面するよりも
住戸内のプライバシーを保つことができるのです。
トーキョーガーデンスイートでは、
ウェブサイトに掲載されている図面を見る限り
玄関アルコーブ(図面上では「ポーチ」となっています)が
確保されています。
また間取りは、従来のマンションにありがちな
「田の字型プラン」ではなく、
「センターイン」、つまり住戸長軸方向の
中央部に玄関を設けるタイプとしている点は
評価できる試みだと思います。
このため、アルコーブが広くなり
住戸専有面積に占める室内部分の面積割合が小さくなっていますが、
この点は「何を重視してマンションを選ぶか」という
方針次第でしょう。
インターホンは、念のためモニターがカラーであること、
録画機能の有無を確認されることをオススメします。
■その他
・バルコニーのスロップシンク → Yes
・ネット環境 → 100Mbps
・24時間ゴミ出しスペース → 未確認
<コメント>
ネット環境については、「最大100Mbpsの高速インターネット」
としか記載されていません。
もしトーキョーガーデンスイート全体で100Mbpsの
回線1本しか用意されていないのであれば、
現状でもかなり通信速度が「遅い」ネット環境と言えますし、
今後、ネットで動画配信などの増加が予想されることを考慮すると
全くお話しにならない回線容量です。
全体で555戸もの住戸がありますので、
100Mbpsの回線が複数本用意されていてしかるべきだと思います。
24時間ゴミ出しスペースについては、
当物件が超高層マンションではないので無くてもいいアイテムと
言えるかもしれません。
<全体の印象>
繰り返しになりますが、
ウェブサイトに掲載されている
マンションとして基本的な性能についての情報が少なすぎると思います。
顧客がマンションを購入を検討する段階において
どのような手段で情報を集め、
具体的にはどのような情報を必要としているのか、
把握しきれていないという印象があります。
売り手としては、関心を持ってくれた顧客を
取り逃してしまうことはやってはならないことのひとつです。
チャンスを逃さないよう、
コストとのバランスを考慮しながら
打つべき手は打たなければならない。
そこが欠けているように思えました。
こうした姿勢がマンションにもあらわれていなければいいのですが。
【上記は2005年11月3日現在のWebサイトに掲載されている内容に基づきます。また、数値などは正確であるよう に努めていますが実際と異なる場合もあり得ますので、購入を判断される際には必ずご自身でご確認のうえ、ご自身の責任でご判断ください。万一、当ブログの 情報に基づいて何らかの不利益を被られても当方は一切の責任を負いません。】
【11月14日追記】
ディベロッパーの方が当ブログをご覧になったためかどうかは定かではありませんが、
さきほど当物件のサイトをチェックしてみたら、
随分と内容が増えていました。
記事を書いた当時には記載がなかった項目も説明されていますが、
改めての診断は控えさせて頂きます。