人気物件のスペック診断【パークハウス ザ ガーデン:その2】
ご覧いただき、ありがとうございます。
前々回に引き続き、「パークハウス ザ ガーデン」のスペック診断です。
■遮音性
・戸境壁の遮音性 → ★★★★☆
・外壁の遮音性 → ★★★★☆
・サッシの遮音性 → 未確認
・上下階の遮音性 → ★★★★☆
・水回りからの遮音性 → ★★★★☆
<コメント>
戸境壁のコンクリート厚さは約200mm以上確保されており、
しかも図を見る限りではビニールクロスを直貼りのようなので、
お隣からの騒音に対する遮音性は高いと思います。
外壁については、コンクリート厚さが約150~180mm以上あり、
プラスターボードも約9.5mmではなく
約12.5mmの厚いタイプを採用しています。
サッシの性能については遮音性に関する記載が
見あたりませんでした。
サッシについて性能評価書において最高ランクの評価を得るためには、
T-2以上(数字が大きくなるほど高性能)であることが求められます。
どのようなレベルのサッシが採用されているのか、
パンフレットもしくは営業販売員に確認することをオススメします。
床スラブのコンクリートは260mm以上の厚さがあります。
通常の床スラブであれば、
高い遮音性能が期待できる数値です。
もちろん、梁で区切られたスラブの面積が
適切な大きさであるという前提がつきますが。
「パークハウス ザ ガーデン」ではボイドスラブが採用されています。
この工法のメリットのひとつは、
小梁が不要→天井がスッキリする
ということです。
つまり、梁で囲まれたスラブ面積が大きくなってしまうのです。
この点を考慮しても、260mmの厚さがあることと、
二重床・二重天井が採用されていることをあわせて考えると、
重量床衝撃音(ドスンドスンと子どもが飛び跳ねるようなときに
発生する音)に対しては通常では生活に支障のない
遮音性が確保されていると思います。
また、軽量床衝撃音(スプーンなどを床に落としたときに発生する音)に対しては、
フローリングがどのような仕様であるのか記載が見あたりませんので、
性能評価書において最高ランクに位置づけられる
LL-45以上(数値が小さくなるほど高性能)であるか否か、
確認する必要があります。
水回りからの遮音性については、
床スラブから天井までプラスターボードで
しっかりと区切られていますが、
ボードの厚さが約9.5mmではなく
すべて約12.5mmで二重貼りにされていると
なお高い遮音性が得られたと思います。
もっとも、ウェブサイトに掲載されている間取りを見てみますと、
一部のタイプをのぞいて水回りとリビングやベッドルームが
隣り合わないように(隣り合ったとしても間に
クローゼットなどを配置)工夫されていますので、
実生活上はさほど気にならないレベルにまで達しているかもしれません。
【上記は2005年11月14日現在のWebサイトに掲載されている内容に基づきます。また、数値などは正確であるように努めていますが実際と異なる場合もあり得ますので、購入を判断される際には必ずご自身でご確認のうえ、ご自身の責任でご判断ください。万一、当ブログの情報に基づいて何らかの不利益を被られても当方は一切の責任を負いません。】
前々回に引き続き、「パークハウス ザ ガーデン」のスペック診断です。
■遮音性
・戸境壁の遮音性 → ★★★★☆
・外壁の遮音性 → ★★★★☆
・サッシの遮音性 → 未確認
・上下階の遮音性 → ★★★★☆
・水回りからの遮音性 → ★★★★☆
<コメント>
戸境壁のコンクリート厚さは約200mm以上確保されており、
しかも図を見る限りではビニールクロスを直貼りのようなので、
お隣からの騒音に対する遮音性は高いと思います。
外壁については、コンクリート厚さが約150~180mm以上あり、
プラスターボードも約9.5mmではなく
約12.5mmの厚いタイプを採用しています。
サッシの性能については遮音性に関する記載が
見あたりませんでした。
サッシについて性能評価書において最高ランクの評価を得るためには、
T-2以上(数字が大きくなるほど高性能)であることが求められます。
どのようなレベルのサッシが採用されているのか、
パンフレットもしくは営業販売員に確認することをオススメします。
床スラブのコンクリートは260mm以上の厚さがあります。
通常の床スラブであれば、
高い遮音性能が期待できる数値です。
もちろん、梁で区切られたスラブの面積が
適切な大きさであるという前提がつきますが。
「パークハウス ザ ガーデン」ではボイドスラブが採用されています。
この工法のメリットのひとつは、
小梁が不要→天井がスッキリする
ということです。
つまり、梁で囲まれたスラブ面積が大きくなってしまうのです。
この点を考慮しても、260mmの厚さがあることと、
二重床・二重天井が採用されていることをあわせて考えると、
重量床衝撃音(ドスンドスンと子どもが飛び跳ねるようなときに
発生する音)に対しては通常では生活に支障のない
遮音性が確保されていると思います。
また、軽量床衝撃音(スプーンなどを床に落としたときに発生する音)に対しては、
フローリングがどのような仕様であるのか記載が見あたりませんので、
性能評価書において最高ランクに位置づけられる
LL-45以上(数値が小さくなるほど高性能)であるか否か、
確認する必要があります。
水回りからの遮音性については、
床スラブから天井までプラスターボードで
しっかりと区切られていますが、
ボードの厚さが約9.5mmではなく
すべて約12.5mmで二重貼りにされていると
なお高い遮音性が得られたと思います。
もっとも、ウェブサイトに掲載されている間取りを見てみますと、
一部のタイプをのぞいて水回りとリビングやベッドルームが
隣り合わないように(隣り合ったとしても間に
クローゼットなどを配置)工夫されていますので、
実生活上はさほど気にならないレベルにまで達しているかもしれません。
【上記は2005年11月14日現在のWebサイトに掲載されている内容に基づきます。また、数値などは正確であるように努めていますが実際と異なる場合もあり得ますので、購入を判断される際には必ずご自身でご確認のうえ、ご自身の責任でご判断ください。万一、当ブログの情報に基づいて何らかの不利益を被られても当方は一切の責任を負いません。】