大人のマンション購入計画 -3ページ目

人気物件のスペック診断【ザ・ライオンズ池田:その2】

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人気物件のスペック診断【ザ・ライオンズ池田:その1】

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対応の違いにあらわれる、ディベロッパーの企業風土。

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本日22時より、テレビ東京系列。

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募集。スペック診断物件

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スーパーゼネコンの影

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あなたが検討しているマンションのディベロッパーは、住宅保証機構に登録していますか?

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耐震強度偽造問題その7

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耐震強度偽造問題その6

ご覧いただき、ありがとうございます。

27日の記事にいただいたコメント は、

このブログをご覧になる方それぞれの状況に

かなり近いものがあるのでは、と思い、

お返事を記事としてアップさせていただきます。

*******************

マンション建設現場を公開しているというのは、

ひとつの安心材料だと思います。

基礎や構造部分というのは、完成してからの引渡検査で

不具合が発覚するようなことがあったとしたら、

もはや簡単には補修できません。

ですから施工中に確認しておきたいですね。

建築基準法に則ってまっとうにマンションを

販売・施工している業者にしてみれば、

今回の一件ははた迷惑なことかもしれません。

しかし、施工中の現場を公開することは、

後ろめたいことをしている業者にはできないことですから

差別化ができるいいチャンスでもあります。

これを契機にディベロッパーなどの選別が進み、

良質な仕事をする業者だけが生き残ればいいのですが、

マンション業界も他業種同様、常に悪貨と良貨が共存している、

というのは避けられない構図。

業者の姿勢が変わることはもちろんですが、

十分な勉強や調査をさほどすることなく、

ディベロッパーからの情報を鵜呑みしてマンション選びをする方

(私の目から見ればこれはギャンブルです。

しかも数千万円を賭けた大博打!)が少なくなり、

多くの人が良質なマンションに出会えればいいと思っています。

そのために参考にしていただける情報を

このブログやHPで充実させていきますので、

これからもよろしくお願いします。

耐震強度偽造問題その5

ご覧いただきありがとうございます。

時間が経つにつれ、いろんな人物が登場してきました。

国会議員まで出てきましたし。

しかし、事実はなかなか判然としません。

一部マスコミの報道ぶりは

問題の本質から世論の眼を背けさせようとしているかと

疑念すら抱かせるほどトンチンカン。

できる限り問題の本質に迫るために

1)ディベロッパー(売主)
2)建築士
3)行政

の切り口で私なりのコメントを書きつづります。



1)ディベロッパー(売主)
何はともあれ、問題の根元はここです。

前にも書きましたが、設計する建築士も建設工事するゼネコンも

ディベロッパー様にはたてつくことができません。

お金を払う立場にある者がもっとも発言権が強い

というのは何もマンション業界に限ったことではないのです。

利益を上げるためには、安く仕入れて高く売る。

問題のディベロッパーたちは、この商売の基本に狂信的なまでに忠実でした。

必要な強度の30%も満たしていない今回のケースはかなり異常ですが、

似たような話はよく耳にします。

利益を出すために、完成すれば見えないところで

徹底的なコストダウンをはかるのです。

今回の問題で流れは変わると思いますが、

一般のマンション購入者の方で、構造に関心のある方は少ない。

関心があっても、見極めるポイントはほとんどご存じないでしょう。

構造のことが気になって、

マンションのモデルルームを訪れたときに販売員に

「このマンション、構造は大丈夫ですか?」

と聞かれることもあるでしょう。

「いや、このマンション、やばいです」

と答える販売員など皆無ではないでしょうか。

たいていの場合、

「基礎もしっかりしているから、大丈夫ですよ」

などと答え、訪ねた方もその言葉で納得されるのことが多いのでは?

こうしたコメントで納得される方のメンタリティが

私には理解できません。

何十年ものローンを組んで購入するという大きなリスクを背負う決断をするには、

あまりにも薄弱な根拠ですから。

「技術力のある有名なゼネコンが建てるから大丈夫」

という声も聞きますが、

「技術力」とは具体的にどういうことを指すのか、

改めて確認する必要があります。

阪神大震災の時、とある有名ゼネコンが手がけた建物が

突出した割合で数多く倒壊したということがありました。

震災前、このゼネコンの技術力は高く評価されていましたが、

その技術力のひとつは

「可能な限り抑えたコストで必要な性能を確保することができる」

というものでした。

技術力でコストと性能が両立できるギリギリのところを

追求していたわけです。

余裕のない建物が巨大な地震力を受けた結果は

先述の通りです。

閑話休題。

これからマンションを購入される方は、

どこにポイントを置いて検討すればいいのか、

いろいろと考えてみたのですが、

実際には1級建築士などにコンサルティングしてもらう、

という方法がもっとも精度が高いと思います。

やはり見極めるには構造だけでなく様々な専門知識を必要とするので

一般の方が判断することは難しいと思います。

正確性には欠けるかもしれませんが

購入を検討しているマンションディベロッパー(売主)の販売員に、

「建設中のマンション建設現場写真を

購入者を対象にインターネット上で公開してくれませんか?」

と提案してみるのは一つの方法だと思います。

写真を見ても果たしてこれが正常なのかどうか

判断することは難しいでしょうが、

現場を公開できるというのは

購入者に対して後ろめたいことがないという可能性が

高いことになりますから、一つの安心材料になるかもしれません。

また、完成したマンションの受け渡し(竣工検査)時に

「施工時の写真を見せてほしい」

というのも一案です。

多くのディベロッパーは施工時の写真を見せたがりません。

しかし、今回のような問題の後で写真提示を拒否するようであれば、

そのディベロッパーは疑念を抱かれることになります。

このような態度をとることはディベロッパーにとって極めて不利。

購入者としてはそこを突いてみて、

判断をしてみるのです。

長くなりましたので、

2)建築士
3)行政

については後日。